大人気漫画『左ききのエレン』原作者である、漫画家のかっぴーさん。
実は漫画家になる以前は広告代理店に勤めていた経歴がある、異色の漫画家さんのひとりです。
また、広告マンガという新たなジャンルを築き上げ、大きく話題になっています。
そんなかっぴーさんの学歴やこれまでの経歴について、詳しく調べてみました!
かっぴーさんのプロフィール
- 本名:伊藤大輔
- 職業:漫画家、株式会社なつやすみの代表取締役社長
- 性別:男性
- 生年月日:1985年
- 出身:神奈川県大和市
- 配偶者:深水恵理子(モデル)
- 代表作:『左ききのエレン』、『SNSポリス』、『アントレース』、『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』等
かっぴーさんの代表作ともいえる『左ききのエレン』はテレビドラマ化、舞台化され、大人気作品となりました。
また、『かっぴー』という名前は美大時代からのあだ名なのだとか。
カピバラに似ていることから、『かっぴー』というあだ名になったそうです。
それでは次にかっぴーさんの学歴について調べていきましょう!
かっぴーさんの学歴
神奈川県大和市で生まれ育ったかっぴーさん。
公表されている学歴は大学のみで、出身大学は武蔵野美術大学出身です。
1年浪人して、入学されています。
高校までの学歴を推測してみましょう。
小学校、中学校は自宅から通える大和市立の学校に通っていたと考えられますね。
次に高校について。
かっぴーさんの出身高校について調べてみると、こんな書き込みを見つけました。
どうやらかっぴーさんは『横浜隼人高校 国際語科』出身のようです。
私立の学校で、『横浜隼人中学校』もあるようです。
もしかしたら、出身の中学校は横浜隼人中学校なのかもしれませんね。
次に、武蔵野美術大学に入学した理由についてみていきましょう。
実は当時の夢は漫画家ではなく、アートディレクターだったとか。
高校2年生の時に広告会社の仕事を知りました。プランニングや企画、CMのストーリー作成、デザインなど様々な仕事ができると知り「僕がやりたいのはこれかもしれない」と思ったのです。そして広告の仕事を調べるうちに、広告会社のアートディレクターになるという夢ができました。
引用:massnavi byマスメディアン
アートディレクターになるにはどこの大学がいいか本で読み、武蔵野美術大学への進学を決めたとお話されています。
1浪して武蔵野美術大学に入学したのですが、僕はかなり浮いた存在でした。フリーペーパ「PARTNER」を創刊したり、学生団体の代表を務めたりします。
引用:massnavi byマスメディアン
こちらがかっぴーさんが創刊したフリーペーパー『PARTNER』の画像です。
武蔵野美術大学在学中に漫画を描いていたというエピソードは見つかりませんでした。
大学卒業後は漫画家ではなく会社に就職されているかっぴーさん。
その後どのような出来事があり漫画家へと転身されたのでしょうか。
とても気になるかっぴーさんの異色の経歴について深掘りしていきましょう!
かっぴーさんの経歴
異色の経歴をお持ちの遅咲きデビュー漫画家かっぴーさん。
気になる経歴について時系列で見ていきましょう。
- 2009年 大学卒業後、東急エージェンシーへ入社
- 2014年 面白法人カヤックに転職
- 2015年 『フェイスブックポリス』をWebサイトに投稿した漫画が話題となり、会社を辞めて漫画家となる
- 2016年 株式会社なつやすみ設立
どの経歴も気になるものばかりですね。
それではひとつひとつ深掘りしていきましょう!
東急エージェンシー入社
武蔵野美術大学卒業後、東急エージェンシーに入社しクリエーティブ職に。
東急エージェンシーとは、大手広告会社です。
アートディレクター・コピーライター・CMプランナーなどを務めましたが、「自分は天才ではない」と気づき挫折。
そこで転職を考えるようになったとか。
そしてこの時期、転職が見つからぬままアイデアを書き留めた絵コンテを量産していたとお話しされています。
面白法人カヤックに転職
面白法人とはなかなか聞きなれない言葉ですね。
みんなが面白がってつくったものが、たくさんのサービスになり、事業や組織になりました。
引用:面白法人カヤック
面白法人カヤックはWEB制作会社です。
そこでプランナーとしてお仕事をされていたようです。
カヤックには日報を全社員宛にメールするという文化があります。
そこで、「この人の日報は面白いな、次が楽しみだな」と思わせたくて漫画を描き始めたとか。
その漫画を見た同僚に背中を押されたのが転機となります。
カヤックへ転職の翌年、マンガ『フェイスブックポリス』をウェブサイトへ初めて公開。
こちらが『フェイスブックポリス』の一コマです。
この『フェイスブックポリス』が大きな反響を呼び、ネット上で漫画家デビューを果たしました。
noteにアップしたのをホリエモンさんやはあちゅうさんなどのネット界隈の有名人に見つけていただき、彼らがシェアしてくれたことで一気に話題になりました。
引用:ねとらぼエンタ
発表した『フェイスブックポリス』が、その日のうちに、FacebookやTwitterといったSNS上でシェアされまくるバズ状態となったのだ。
翌日には早くもWEBメディアから取材を受けるなど、文字どおり一瞬で「時の人」となった。
引用:KDDIトビラ
2015年9月22日に公開された『フェイスブックポリス』。
約2週間後の10月6日には33万PV達成、そして連載まで開始してしまうほどの大バズりでした。
その後フェイスブックポリスは累計100万PVを達成するほど話題となり、『SNSポリス』として単行本化もされています。
株式会社なつやすみ設立
面白法人カヤックを退職後、漫画家として独立したかっぴーさん。
2016年2月に株式会社なつやすみを設立されました。
業務領域は、広告と漫画。
業界では新しい、『広告マンガ』というジャンルを築き上げました。
マンガの広告起用にサントリー、ヤフオク!、パナソニック、UHA味覚糖などの有名な会社が名乗りを上げ、大きな話題にもなりました。
こちらは朝日新聞とコラボした広告マンガです。
また会社名の『なつやすみ』という名前には以下の思いが込められているそうです。
もう仕事をしないというのをコンセプトに、あくまで本当に楽しんで物をつくるだけに集中したいというので、「なつやすみ」という名前にしました。
引用:DENTSU LIVE
創作活動を『仕事』として取り組むのではなく『遊び』と思って楽しく取り組んでいる。
だからこそ、次々と大ヒット作を作ることができているのかもしれません。
今後は映像にも力を入れていきたいとお話しされていました。
まとめ
『広告マンガ』という新しいジャンルを築き上げたかっぴーさん。
広告と漫画を掛け合わせ、今後もさまざまな作品が発表されていくこと間違いなしですね。
今後の活躍から、ますます目が離せません!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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