パリオリンピックに初出場し、大きく期待をされている張本美和選手。
16歳という若さですが、世界でも活躍している実力のある選手です。
そんな張本美和選手ですが、ハーフなのではないかという噂が浮上しているようです。
そこで今回は張本美和選手が本当にハーフなのか調査してみました。
張本美和選手がハーフだという噂
切れ長な目が素敵な張本美和選手。
この顔立ちからハーフなのではないかと言われているようです。
張本美和選手ってハーフなのかな?
張本美和選手って純日本人じゃないよね?
張本美和選手は中国人だと思っていたけど、ハーフだったりする?
日本人っぽい名前ですが、顔立ちは純日本人ではないと思っている人もいるようですね。
アジア系の顔立ちであることは間違いなさそうですが、本当にハーフなのでしょうか?
調査してみました!
張本美和選手は本当にハーフ?
結論からお伝えすると、張本美和選手はハーフではなく日本人です。
中国人である父・張本宇さんと中国人である母・張凌(ちゃん りん)さんの間に生まれた張本美和選手。
両親が共に中国人であったため、元々は中国人でした。
ですが、2014年の春に、父親と兄とともに中国から日本に帰化しています。
その際に苗字を現在の「張本」に変更しました。
帰化というのは、外国人が日本国籍を取得して日本人になるということです。
そのため、日本国籍を取得した張本美和選手は日本人になったのです。
張本美和選手は、なぜ中国人から日本人に帰化したのでしょうか?
張本美和選手が帰化した理由は?
張本美和選手が帰化した理由は、兄・張本智和選手が東京オリンピックへの出場を望んだことがきっかけでした。
兄・張本智和選手は中国人である両親の間に生まれましたが、生まれ育った日本の選手として出場することを希望していたのです。
日本代表選手としてオリンピックに出場するためには日本国籍が必要でした。
またオリンピック選手を育成するJOCエリートアカデミーに参加するためにも日本国籍が必要だったのです。
こんなにも卓球のオリンピック選手になることを熱望していた兄・張本智和選手ですが、母親は卓球選手にさせるつもりはなかったそうです。
そんな母親を見返すかのように様々な大会で実力を発揮し、成果を残した兄・張本智和選手。
その頑張りに心を打たれ、兄・張本智和選手の夢を応援するために、父親と共に張本美和選手も日本に帰化することにしたのです。
きっかけは兄・張本智和選手の夢を応援するということでしたが、張本美和選手もオリンピック日本代表選手に選ばれ、お兄さんと同じ道を歩んでいます。
となると結果的に、張本美和選手も帰化して良かったと思っていることでしょう。
母親だけが日本に帰化していませんが、その理由については公表されていません。
家族全員で帰化すると中国国籍が失われるので、中国に帰るためにはビザの取得が必要となってしまいます。
そうなると簡単に母国に帰れなくなってしまうため、母親だけ中国国籍のままにしているのかもしれませんね。
とはいえ、ご両親にとっては帰化することを決意するのには相当な葛藤があったはずです。
長年慣れ親しんだ自分たちの国籍を変えるということは、かなり大きな決断が必要となったことでしょう。
それでも息子さんのために帰化することを承諾したご両親には強い親心が伺えますね。
せっかくなので、張本美和選手の素敵なご家族についてもまとめてみました。
張本美和選手の家族構成は?
先ほども少しご紹介しましたが、張本美和選手は4人家族です。
- 父親
- 母親
- 兄
- 張本美和選手
それぞれ詳しくご紹介します。
父親
父親の名前は張本宇(はりもと ゆ)さんです。
お父様は8歳の時に卓球を始め、13歳で四川省の代表チームの一員となった中国の元卓球選手です。
1994年には広島アジア大会で優勝したり、カタールやイタリアなど世界のチームで活躍していました。
指導者としての活動を検討していたタイミングで、仙台ジュニアクラブから指導者依頼が来たため、1998年に来日。
その指導力は凄まじく、小学生クラブの日本一を決める大会で、4度の優勝に導きました。
その後、仙台に張本卓球場を作り、コーチとして子供たちの指導に徹しています。
張本美和選手にも、きっとお父様の遺伝子や才能が受け継がれているのでしょう。
母親
母親の名前は張凌(ちゃん りん)さんです。
年齢は51歳で、父・張本宇さんと同じく元中国の卓球選手です。
1994年、全中国選手権では丁松選手と共に混合ダブルスで準優勝を果たしています。
1995年には世界卓球選手権に中国代表として出場したものの、結果を残すことができず、1996年に引退しました。
その後は、マレーシアの卓球女子代表のコーチやマレーシア女子ナショナルチームの監督として活躍。
ご両親揃って、元卓球選手でコーチや監督の経験があるなんて驚きですね!
張本宇さんとは、1998年に日本にて入籍しています。
現在は、張本宇さんと共に張本卓球場でコーチを務めています。
ご両親ともに卓球選手だったため、張本美和選手が卓球選手になったのは自然な流れだったのでしょう。
兄
お兄さんは先程もご紹介したとおり、日本の卓球選手の張本智和さんです。
お兄さんは国際卓球連盟が毎週発表している卓球の世界ランキングで最高2位にランクインするほどの実力の持ち主です。
パリオリンピックでは、張本美和選手と共に兄妹で出場するという偉業を成し遂げています。
2歳で卓球を始めた張本智和選手は、小学一年生のときに全日本卓球選手権大会で優勝し、無敗の6連覇を達成しました。
その後は小学6年生で日本史上最年少の世界ジュニア選手権代表に選出されたり、U21種目の世界史上最年少優勝を達成したりと、メキメキと成果をあげています。
今回のパリオリンピックでもメダルを期待されている注目選手です。
張本美和選手とともに兄妹でメダルを獲得することができるよう応援しています!
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