女優の津山登志子さんが亡くなられました。
69歳での訃報に多くの方が悲しみに暮れています。
死因は心臓発作ということですが、持病を抱えていたそうです。
今回は津山登志子さんの持病について調べてみました。
津山登志子さん69歳で死去
女優の津山登志子(つやま・としこ)さんが12日夜、マレーシアの病院で死去していたことが15日、分かった。69歳。
引用:デイリー
所属事務所によると昨年8月に持病が再発し、10月まで入院していました。
今年2月に娘さんが住んでいるマレーシアに移りましたが、病状が回復しなかったためマレーシアで入院生活を送っていたといいます。
今月12日の夜に入院中の病院で、心臓発作により亡くなっているのが発見されました。
津山さんが患っていた持病とはなんだったのでしょうか?
津山登志子さんの持病は?
津山さんが抱えていた持病は双極性障害(そううつ病)です。
双極性障害とは、ハイテンションで活動できる状態と、気分が落ち込み無気力なうつ状態を繰り返す心の病気です。
津山さんは1980年に演歌歌手の角川博さんと結婚し、娘さんを出産しました。
ですが、角川さんによる暴力が原因となり1996年に離婚…
この離婚をきっかけに娘さんとの関係が悪化し、母親の認知症が発症するなど精神的に疲れてしまったようです。
その結果、2010年に双極性障害(そううつ病)を発症しました。
睡眠薬で自殺を図ったことから双極性障害と診断され、3年間精神病棟に入院していました。
しかし津山さんはその後、仕事に復帰し回復し元気な姿を見せていました。
NHK BSプレミアム「今度生まれたら」に出演し、5月公開予定の映画にも出演していたといいます。
2022年8月末に左目の白内障手術を行ったところ、文字が読めずテレビも見れず、眠れなくなったことをきっかけに双極性障害が再発しました。
双極性障害は再発率が高い病気ですが、早期に適切な治療を受けることで多くの場合は問題なく社会生活を送れるようになるそうです。
治療法は薬物療法や心理社会的治療があります。
テンションが高い躁状態の時と無気力な抑うつ状態のときでは治療法が異なるため、薬の使い分けが難しい病気なんだとか…
心理社会的治療は、心理教育、家族療法、認知療法、対人関係・社会リズム療法があり、患者さん本人と周りの人が協力して症状の悪化を防ぎます。
津山さんは娘さんの夫にも暴言を吐いていたようですが、「ファミリーなんだから」と受け入れてくれていました。
家族みんなで津山さんのことを支え、病気と向き合っていたのでしょう。
双極性障害患者さんはどの年代においても心臓突然死リスクが非常に高いといわれています。
うつ病は自律神経のバランスを崩し、交感神経系を活性化させ、心拍数を上げたり、血圧を上昇させることが知られています。
これにより心臓に負担がかかるのです。
引用:よりどころメンタルクリニック
津山さんも双極性障害が原因となり、心臓発作を起こしてしまったようです。
69歳で亡くなってしまうのは早すぎますね。
津山さんを支えていた娘さんについても調べてみました。
津山登志子さんの娘・鈴木みらいさん
津山さんの娘さんは鈴木來未(くみ)さんです。
1981年7月12日生まれ、現在は41歳です。
鈴木みらいという名前で、実体験を元にした切ない女性の心情を描いたラブソングを歌うシンガーソングライターとして活動していました。
2005年に1stミニアルバムをリリースし翌年にメジャーデビューを果たしています。
その後1stアルバムを1枚リリースし、現在は活動をしていないようです。
來未さんは、マレーシア人の夫と2人のお子さんとマレーシアで暮らしています。
結婚をきっかけにシンガーソングライターとしての活動を休止したのかもしれませんね。
まとめ
今回は津山登志子さんの持病について調査しました。
2010年から双極性障害を患っており、娘さん家族と共に病気と向き合っていたようです。
仕事復帰も果たしましたが、2022年の白内障手術をきっかけに再発。
双極性障害により心臓に負担がかかった結果、心臓発作で亡くなられてしまいました。
ご冥福をお祈りします。
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