ムツゴロウこと畑正憲さんが亡くなったことが報じられました。
動物とのふれあいが大胆で有名なムツゴロウさん。
ムツゴロウさんの訃報に多くの人が悲しみの声をあげています。
今回はムツゴロウさんの家族について調べてみました。
ムツゴロウさん死去
「ムツゴロウ」こと作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが4月5日、心筋梗塞のため死去した。
87歳。福岡県出身。
北海道の自宅で倒れ、搬送先の同中標津町の病院で死去した。
引用:スポニチ
2017年、82歳のときにも心筋梗塞で入院していました。
この時は死んでもおかしくないほど重篤だったようです。
ムツゴロウさんは愛煙家で入院中も病室の窓から上半身を外に乗り出してタバコを吸ってしまうほど…
もちろん看護師さんに怒られたそうですが、禁煙する気はなかったといいます。
心筋梗塞と喫煙は関係性があり、1日の喫煙本数が1~14本だとリスクが3.2倍、15~34本だと3.6倍、35本以上だと4.4倍になっています。
重篤な心筋梗塞を起こしていたことから、かなりの本数を吸っていたのでしょう。
今回の死因は心筋梗塞であることから、タバコが原因だったのかもしれません。
SNSではムツゴロウさんの訃報に追悼の声があげられていました。
動物を愛してやまないムツゴロウさんには奥さんやお子さんはいたのでしょうか?
ムツゴロウさんの家族は?
ムツゴロウさんには奥さんと娘さんがいました。
奥さん・純子さん
奥さんのお名前は畑純子さん(87)。
中学2年生の時にムツゴロウさんから交際を申し込まれ、23歳で結婚しました。
中学・高校と恋愛が禁止されている中、デートをしたり手紙の交換をして愛を育んでいたといいます。
高校を卒業するとムツゴロウさんは東京大学理学部へに進学し、純子さんは地元の運送会社に就職し、遠距離恋愛となります。
遠距離になって2年が経ったころ、会社の健康診断で純子さんが結核であることが判明。
ムツゴロウさんは東京から地元・福岡まで何度も面会に来てくれたといいます。
ムツゴロウさんの勇気づけた甲斐もあり奇跡的に完治し、ムツゴロウさんが東大を卒業するのを待って結婚しました。
純子さんは若い頃、家賃3000円のボロアパート暮らしでしたが、2人で一緒に生活できるだけで幸せだったといいます。
70年以上共に過ごしてきた純子さんは、「温泉を掘って上手と入りたい」など予想外な発言をし、行動が読めないところがムツゴロウさんの魅力だといいます。
一般人では思いつかないような発言・行動をするムツゴロウさんを魅力的だと思える純子さんは、かなり心の広い方なのでしょう。
娘さん・明日美さん
そしてムツゴロウさんと純子さんが25歳のときに、長女・明日美さんが誕生します。
明日美さんは有限会社ムツ牧場の代表者・津山剛さんとご結婚されており、名字が“津山”になっています。
そして4人のお子さんのお母さんでもあります。
お子さんはみな自然にちなんだ名前となっています。
- 長男:森さん
- 長女:風花さん
- 次女:舞花さん
- 次男:飛来さん
明日美さんは学生生活を終えた後ムツゴロウ王国で働き始め、純子さんとともにムツゴロウさんを支えてきました。
もしかしたら明日美さんは他にやりたい事があったのかもしれませんが、父・ムツゴロウさんを支えることを優先してくれるなんて素敵な娘さんですね。
ムツゴロウさんといえば猛獣ともふれあうシーンが有名ですが、とある撮影時にライオンに指を食べられてしまう事件が起きていました!
ムツゴロウさん中指をライオンに食べられる!
2000年バラエティ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」のロケ中に事件が起きました。
南米の動物保護施設を訪問し、サーカスで虐待を受けていたライオンとコミュニケーションをとっていたときのこと…
関係者が多く集まってきたことに驚いたライオンが、ムツゴロウさんの右手の中指を食いちぎってしまったのです。
ムツゴロウさんは当時の状況を説明。
「ライオンにしてみれば、せっかく遊んでもらっていたのに、僕まで去って行ってしまうと思い、引き留めようとしたんでしょう。犬でもよくあること」
引用:日刊スポーツ
ムツゴロウさんにとっては猛獣であるライオンも犬と同じ扱いなんですね。
さらに帰国後の会見ではこのように語っていました。
「けがを恐れていたら動物と付き合う資格はない。自分の不注意などで、ライオンに処置をしないようお願いした。動物の専門家として、この程度のことで大きく報道されてしまって、非常に恥ずかしいですよ」
引用:日刊スポーツ
自分の指がなくなってしまったにも関わらず、ライオンのことを気遣うなんて本当に動物が好きなんだなということが伝わりますね。
まとめ
今回はムツゴロウさんの家族についてまとめました。
理解がある奥さんと、父親を支えてくれる娘さんがいることがわかりました。
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