4月6日に陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明となりました。
10人が搭乗していましたが、未だに1人も見つかっていません。
防衛省は事故であると概定しましたが、真相はどうなのでしょうか?
今回は陸自ヘリ墜落の真相を調査しました。
陸自ヘリ消息不明
沖縄県の宮古島付近で、陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になった。
6日午後4時半ごろ、熊本県を拠点にする陸上自衛隊第8師団所属のヘリコプターの機影が、宮古島周辺を飛行中に、レーダーから消えた。
行方不明になったヘリコプターは「UH-60JA」で、防衛省によると、第8師団長含む10人が搭乗していたということだが、安否についてはわかっていない。
引用:FNNプライムオンライン
洋上ではヘリの部品や救命ボートなどが発見されていますが、搭乗者は誰一人見つかっていません。
陸上自衛隊のトップである防衛省は、6日午後9時の会見で航空事故と概定しています。
果たしてこれが真相なのでしょうか?
陸自ヘリ墜落の真相はアメリカ軍による仕業!?
ネット上には様々な憶測がでていますが、アメリカ軍によるものではないかという見方がでています。
今回の件が報道された直後は中国が真っ先に疑われていました。
中国のせいだと見せかけて、実はアメリカの仕業なのではというのです。
アメリカが仕掛けたものだとした場合、日本と中国に戦争をさせるのが目的のようです。
実際に今回の事件が起きて、真っ先に疑われたのが中国でした。
このように中国=悪だと思っている日本人は少なくないようです。
もし、こうなることを想定してアメリカが仕掛けたものだとしたら恐ろしいですね。
日本はアメリカに守られているイメージがありますが戦争になった場合、日本を守れるのは日本しかないでしょう。
この他にも陸自ヘリの墜落の噂として流れているものをご紹介します。
中国による撃墜!?
Twitterには中国による撃墜なのではと唱える人が多くいました。
陸自ヘリの墜落に中国が関与していると思いますか?というアンケートでは、中国による撃墜だと思ったいる方が半数以上いるという結果になっていました。
その理由として陸自ヘリが行方不明となった日の午前中に中国軍艦が付近を通過していたことが怪しいと思っているようです。
反対に陸自ヘリが消息不明となったのは午後4時頃半ごろであるため、時系列的に関係がないという人もいました。
ですが午前中に中国がなにかを仕掛けていき、陸自ヘリが通過するタイミングで遠隔操作により発動させた可能性も考えられるでしょう。
また中国が撃墜するメリットがないという意見もありましたが、今後大きなことをやるための実験として行った可能性もあり得ます。
このアンケートでは、中国による撃墜だとしても日本政府は隠蔽すると思うと答える人が80%以上という結果になっています。
中国による撃墜だとしても、戦争をしたくないという理由で日本政府は事故ということにしているのかもしれません。
事故
防衛省が発表しているように航空事故である可能性もあります。
事故だとすると原因はこの4つが考えられるでしょう。
- 操作ミス
- 機体の整備不良
- 体調不良
- 気象現象
操作ミス
2019年6月21日には陸上自衛隊のヘリが訓練中、着地に失敗し機体が大破するという事故が起きています。
この時の原因は副操縦士による操作ミスでした。
今回は第8師団のトップの坂本師団長が搭乗していたことから、この線は考えづらいという意見もでています。
ですが、人間はミスをする生き物です。
ロボットではないためミスをしない完璧な人間は存在しません。
そのため、操作ミスという可能性もゼロではないでしょう。
機械の不良
3月20日~28日にかけて点検が行われていたという本機体。
あってはならないことですが、こちらも人による点検であるため異常を見落とした可能性もあり得るでしょう。
もしくは点検から事故日までの間に、機体が損傷してしまったかもしれません。
繊細な機器であるため、機械の不良の可能性は大いに考えられそうです。
体調不良
正操縦士が心臓発作等、突然の体調不良に見舞われ、操縦ができなくなってしまった可能性も考えられます。
副操縦士も隣にいますが正操縦士が急激な異変に襲われたとしたら、操作の引き継ぎができない事態もありえるそうです。
常に緊張感を持っている陸上自衛隊の方でも、突然仲間の体調が悪くなったら動揺してしまうでしょう。
動揺してパニック状態になってしまったのかもしれませんね。
気象現象
当時の気象状況は、曇りで視界は良好だと報じられていました。
しかし気象予報士の石原良純さんによると、陸自ヘリの墜落は気象現象によるものではとしています。
事故直前のヘリが飛んでいる写真を見て「天候は良くないからね。後ろの雲を見ても、青空じゃないし、寒冷前線が通ったりしたときもあるし、寒気が入って春は気流が乱れる。あの雲が発達してダウンバーストみたいに、ドンと落とされることもあるわけです」「ぼくはおそらく気象現象的な事じゃないかと…」との持論も展開していた。
引用:デイリー
※ダウンバースト:積雲や積乱雲から爆発的に吹き降ろす気流が地表に衝突して吹き出す破壊的な気流のこと。この突風により死亡者が出た過去もある。
一般人が見れば天候状況は良いと判断してしまいますが、専門家が見ると天候はよくないそうです。
特に偏西風によって春の天気は変わりやすいといわれています。
突然の雲の発達によりダウンバーストが起きて、ヘリの機体に衝撃を与えた可能性も考えられるようです。
陸自ヘリの搭乗者
陸自ヘリには10名の搭乗者がいたことが発表されています。
第8師団トップの坂本雄一師団長以外の名前は明らかにされていませんが、内訳がわかりました。
第8師団司令部が師団長を含む5名、第8飛行隊4名、宮古警備隊1名です。
第8師団は総合機動防衛力として防衛力の中核を担う存在です。
その師団長ともなれば、かなり重要なポジションといえるでしょう。
坂本師団長以外に幹部自衛官が7名も搭乗していました。
幹部と言われている優秀な人材が7名も搭乗していたにも関わらず、不可解な事態に多くの人が驚きを隠せません。
早く10名の搭乗者が見つかることを祈っています。
まとめ
今回は陸自ヘリ墜落の真相について調査しました。
あらゆる憶測が飛んでいますが、日本政府には真相を包みかすさず発表してほしいです。
陸自ヘリが中国の撃墜によるものではということについて詳しく書いた記事もありますので、気になる方はこちらをお読みください。
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