岐阜県の陸上自衛隊の射撃場で自衛官候補生が男性隊員3人を自動小銃で打つという凄まじい事件が起きました。
なぜこのような事件が起きてしまったのでしょうか?
もしかしたら犯人の生い立ちや家族構成が関係しているかもしれません。
どのような過去があったのか調査してみました。
自衛官銃乱射事件が発生
岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が自動小銃で撃たれ、2人が死亡、1人がけがを負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された自衛官候補生の男(18)が死亡した52歳の教官に叱られたという趣旨の供述をしていることが14日、捜査関係者への取材で分かった。
引用:KYODO
捜査が進むに連れて犯行動機がわかってきました。
なんと犯行動機は52歳の教官に叱られたことだといいます。
叱られただけで銃で撃ってしまうという考えに至ってしまうことがとても怖いですね。
そのような考え方をしてしまうのは生い立ちが関係しているのかもしれません。
自衛官銃乱射事件の犯人の生い立ちは?
逮捕された自衛官候補生の名前が公表されていないため、生い立ちをたどることができませんでした。
ですが犯行動機の「教官に叱られた」という供述をしていることから、子供の頃からあまり叱られてこなかったことが想像できます。
叱られてこなかった理由としては4つ考えられます。
- 両親が過保護だった
- 両親が共働きで忙しかった
- ひとり親で育児に時間が取れなかった
- 犯人がおとなしい性格だった
子供が可愛いばかりに嫌われたくない、可哀想という思いから叱れない親もいるようです。
また近年は共働きやひとり親の家庭が多くなり、昔と比べると親と過ごす時間が少ない子供もいるかもしれません。
今回の犯人も親とのコミュニケーション不足からこのような事件を起こしてしまったのでしょうか。
もしくは犯人がおとなしい性格であり、叱られるようなことをしてこなかったのかもしれません。
ヤンチャな幼少期時代を過ごしていれば怒られることも多々あったことでしょう。
その中でなぜ怒られたのか、なにがいけなかったのかを学び大人へと成長していくはずです。
自衛官候補生は国民や自身の生命を守るためにも厳しい訓練を行っています。
そのためには教官の指導が厳しくなることもあって当然です。
それに対して怒りや憎しみから銃で撃ってしまうなんて、幼少期の生い立ちがかなり影響しているように思います。
逮捕された自衛官候補生は半年前までは高校生でした。
18歳と言えば成人として大人の仲間入りをする年齢ですが、精神年齢はまだ成長しきれていなかったのかもしれません。
間欠爆発症
2018年4月滋賀県彦根市の県警河瀬駅前交番で起きた警察官射殺事件では、19歳の新人巡査が上司である警察官を拳銃で殺害しました。
犯行動機は「上司からの厳しい指導で怒りや鬱憤が溜まっていた」とのことです。
今回の事件と似たような犯行動機ですが、精神科医・片田珠美さんはこの19歳の新人巡査は間欠爆発症だった可能性があるといいます。
間欠爆発症は、怒りや攻撃衝動を制御できない衝動制御障害の一種であり、かんしゃく発作、激しい口論や喧嘩、他人への暴力、モノへの八つ当たりによる破壊などを繰り返す。
こうした爆発は、きっかけとなるストレスや心理社会的誘因と釣り合わないほど激しい。
しかも、衝動的で計画性がない。
引用:https://news.livedoor.com/article/detail/14599877/
幼少期に親や教師から叱られたことがないため、社会人になり上司からの厳しい指導に対して耐えられず、このような行動を起こしてしまうようです。
逮捕された自衛官候補生も間欠爆発症の可能性があるかもしれませんね。
情報がわかり次第、追記します。
自衛官銃乱射事件の犯人の家族構成は?
逮捕された自衛官候補生の名前が公表されていないため、家族構成を調べることができませんでした。
生い立ちにも記述したように、両親がいた場合は共働きで父親も母親も仕事が忙しい人物だった可能性が考えられます。
もしくは父親か母親のみのひとり親だった可能性も大いにあるでしょう。
兄弟に関してはいない可能性が高いのではないでしょうか。
というのも兄弟がいれば幼い頃から兄弟喧嘩をし、その度に叱られるはずです。
一人っ子で親から叱られるという機会がなかったために、このような事件を起こしてしまったとしたら社会として子育てのあり方を考え直していかなければなりません。
もちろん一人っ子、共働き、ひとり親がよくないというわけではありません。
昔はおじいちゃんやおばあちゃん、近所の人たちが一緒に子育てをする社会でしたが、現在は核家族で近所付き合いもほとんどしない時代となっています。
共働きやひとり親が当たり前の時代に、親だけでなくもっと多くの大人が子供との関わりを持って一緒に育てていかないといけないのかもしれません。
犯人について情報がわかり次第、追記します。
まとめ
今回は自衛官銃乱射事件の犯人の生い立ちや家族構成について調べてみました。
犯人の名前が公表されていないため、生い立ちも家族構成もわかりませんでした。
情報がわかり次第、追記します。
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