マイナンバーカードを返納するメリット・デメリットは?ポイントはどうなる?

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マイナンバーカードによる不祥事が相次ぎ、マイナンバーカードを返納する人が急増しています。

マイナンバーを返納することによるメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

調査してみました。

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目次

マイナンバーカード自主返納が急増

都道府県庁所在地と政令指定都市の計52市区を対象とした共同通信の調査で、マイナンバーカードの自主返納が5月以降、少なくとも計318件あったことが2日分かった。

4月は20件程度。

5月以降に個人情報の誤登録などのトラブルが続出し「情報漏えいが不安」「制度に不信感がある」などの理由で急増した。

政府が制度への信頼を回復できなければ、さらに拡大する可能性がある。

引用:KYODO

誤登録によって他人のデータが紐付けられ、個人情報の漏洩や適切に保険証の利用ができないなどの理由でマイナンバーカードを返納する人が急増しています。

返納することによるメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

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マイナンバーカードを返納するメリット

引用:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&color=all&model_count=-1&age=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&utm_source=tag&p=1&pt=A

マイナンバーカードを返納するメリットは1つです。

  • カードを失くすことがなくなる

マイナンバーカードを自治体に返納することで手元からなくなるため、カードを紛失するかもしれないという心配がなくなります。

情報漏洩が不安で返納する方が多いかもしれませんが、返納すれば個人情報が流出しなくなるわけではありません

マイナンバーカードを返納しても12桁のマイナンバー(個人番号)と紐付いた健康保険証や年金などの情報はシステム上に残ったままとなります。

そのため、返納してもしなくてもトラブルがあった際には情報が流出する恐れは変わらないのです

デジタル庁によると、紐づけを解除することで利便性が失われることから原則として解除することができないとしています。

したがって、政府が信用できない、情報漏洩が不安といった理由でマイナンバーカードを返納しても、その根本が解決されるわけではありません。

むしろ、返納することによるデメリットの方が大きいようです。

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マイナンバーカードを返納するデメリット

引用:https://www.shutterstock.com/ja/search/%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88

マイナンバーカードを返納するデメリットは4つあります。

  • 不便になる
  • 事務負担が増加
  • 社会保障費の是正
  • 再発行する際には手数料がかかる

不便になる

マイナンバーカードには下記のメリットがあります。

  • 本人確認書類になる
  • コンビニで各種証明書が取得できる
  • 健康保険証としても使える
  • オンラインで行政手続きができる

返納することで、このメリットが受けられなくなってしまいます。

免許証を自主返納する高齢者にとっては、マイナンバーカードが本人確認書類になるのもメリットかもしれません。

役所が空いていない時間でも、コンビニで各種証明書が取得できるのはかなりのメリットと言えるでしょう。

さらに2024年度末にはマイナンバーカードと免許証の一体化も導入される予定です。

こんなに利便性の高いカードを返納してしまうと、不便になる生活は免れないようです。

事務負担が増加

マイナンバーカードを返納することで、その手続を行う役所の事務負担が増加します。

手続きを行っている役所の人件費は税金から支払われているため、返納する人が増えるほど税金の無駄遣いとなるのです。

返納するメリットがないといっても等しいため、無駄な行為に税金が使われるのはもったいない気がしますね。

社会保障費の是正

マイナンバーカードで資産の状況を把握することにより、資産に応じた年金の支給や医療費負担の増減を適切に行うことができなす。

そうすることで社会保障費の無駄遣いをなくすことができるとしています。

マイナンバーカードを返納する人が増えれば、社会保障費の是正をすることができず、適切な使われ方が出来なくなってしまいます。

現在から将来の自分たちのためにも無駄遣いを省き、きちんとした使われ方をするためにはマイナンバーカードが必要なのかもしれません。

再発行する際には手数料がかかる

マイナンバーカードを持っている人の更新手数料は無料となっていますが、紛失や返納などにより手元にカードがない場合は有料となります。

カード再交付手数料として800円、電子証明書を搭載する場合は追加で200円かかります。

無料で交付されているマイナンバーカードに再発行手数料がかかるのは嫌だと言う人は、返納を考え直してみた方がいいかもしれません。

マイナンバーカードを返納する場合、カード申請時にもらったポイントはどうなるのでしょうか?

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マイナンバーカードを返納するとポイントはどうなる?

引用:https://www.town.mie-kihoku.lg.jp/kakuka/kikaku/degitalkakari/cashlesspoint/4226.html

政府はマイナンバーカードを普及するために、ポイントの付与を行ってきました。

※マイナポイントの申込みは2023年9月末まで延長。

マイナンバーカードを返納する場合、もらったポイントはどうなるのでしょうか?

結論、マイナンバーカードを返納してもポイントは返還する必要はありません

マイナポイントの取得条件には、期限までにカードを申請し保有していることとしており、保有し続けなくてはいけないという条件はないのです。

そのためマイナポイントをもらったら、その後はマイナンバーカードを持っているのも返納するのも個人の自由なのです。

きっと政府はマイナンバーカードを返納する動きがあることを予想していなかったのでしょうね。

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まとめ

今回はマイナンバーカードを返納するメリットとデメリットを調査しました。

メリットよりもデメリットの方が大きいように感じました。

マイナンバーカードの保有は個人の自由としているため、他人の考えに流されずに各々がよく考えて行動すべきでしょう。

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