「ユミカツラ」の創業者兼デザイナーとして世界的に活躍していた桂由美さんが亡くなられました。
日本で初めてウエディングドレスを発売したブライダルファッション界の第一人者であり、人気を博していました。
そんな桂由美さんの死因とは何だったのか調べてみました。
桂由美さんが死去
「ユミカツラ」のドレスと言えば、世界的に人気を集めているウエディングドレスブランドの一つです。
その創業者でもあり、デザイナーとしても活躍している桂由美さんが亡くなられました。
ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが死去した。
ユミカツラインターナショナルが30日、公式インスタグラムで発表した。
94歳だった。
引用:ORICON NEWS
桂由美さんのドレスを着たいと憧れている女性は多く、突然の訃報に多くの方が驚かれているようです。
そんな桂由美さんの死因は何だったのでしょうか?
桂由美さんの死因は?
桂由美さんの死因は公表されていません。
高齢者の死因の中で最も多いのは、がん、心疾患、肺炎だと言われています。
しかし、2023年3月に公の場に登場した桂由美さんは足腰が弱まった以外には、病気を患っていないことを明かしていました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ニューヨークなどのショーが中止になり、外出する機会が減ったため、足腰が弱まったという。
3年ぶりのコレクションとなった23年3月、車椅子に乗って会場入りし「ほとんど毎日足のマッサージに来てもらっています」と告白。
それでも「ほかに悪いところはないと聞いています」といい、取材に対する受け答えもしっかりしていた。
引用:スポーツ報知
高齢になるほど病気を患うリスクは高まりますが、1年前の取材にて患っている病気がないということから考えられる死因は3つあります。
- 突然死
- 老衰
- 事故
1.突然死
急激に疾患が発症し、悪化したのち、24時間以内に死亡してしまうことを突然死といいます。
高齢者の突然死の原因は心臓などの循環器系の病気が多いと言われていますが、原因不明のことも少なくありません。
原因不明ということが理由で、死因を公開していないのかもしれませんね。
2.老衰
老衰とは高齢者が他に記載すべき死亡原因がない自然死の場合のみに用いると定義されています。
つまり、病気もなく自然に寿命を迎えたということです。
桂由美さんは94歳であり、日本の平均寿命である87歳を優に超えています。
そのため、老衰の可能性はかなり高いでしょう。
3.事故
1年前の取材では足腰が弱まっているということを明かしていた桂由美さん。
もしかすると、足腰の弱まりが原因で転倒してしまった可能性も考えられます。
転倒が原因で、打ちどころが悪くこの世を去ることになってしまったのかもしれません。
死因を公表していない以上、真相はわかりません。
「ユミカツラ」というブライダルドレスブランドのイメージを崩さないためにも、あえて死因は公表しないという決断に至ったのかもしれませんね。
そんな桂由美さんですが、過去に病気で手術を受けていたようです。
桂由美さんは病気で手術を受けていた
2023年3月の取材では病気はなく、足腰が弱まっているだけだということでした。
ですが、調べてみると2018年4月に股関節の手術をした過去があったのです。
ブライダルデザイナーの桂由美氏(86)が1日、大阪市内で行われたファッションショーに出席し、股関節の手術のため約2カ月間入院していたことを明かした。
車イスに乗って登場した桂氏は、イベント後に取材に応じ、股関節の手術を今年4月に1週間ほどの間をあけて、2度受けていたことを告白した。
手術を受ける1年以上前から、股関節に痛みがあったという。
高齢ということもあって、医師の間でも手術に踏み切るかどうかで判断が分かれていたが「いつまでたっても痛みが治らないから」と決断した。
引用:デイリー
桂由美さんは病名を明かしていませんが、股関節のズレ・痛みという症状から変形性股関節症だったと考えられます。
変形性股関節症は40~50代の女性に多い病気となっています。
高齢により軟骨が弱まるため、負担が積み重なることで軟骨が変形してしまい、すり減ることが原因とされています。
特に女性は骨盤のくぼみが浅いため、高齢の女性に多い病気なんだそう。
また立ち仕事や姿勢が悪いと股関節に負荷がかりやすいとも言われています。
桂由美さんは長年に渡り世界的デザイナーとして活躍されており、体への負担は凄まじいものだったと推測されます。
活躍してきた代償となってしまったのかもしれませんね。
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