1992年シブがき隊解散後、ソロとして紅白歌合戦に初出場した本木雅弘さん。
井上陽水さんの『東へ西へ』をカバーしましたが、その時の衣装と演出に会場もお茶の間も騒然としたといいます。
今回は本木雅弘さんが紅白に出演したときのゴムの衣装について調査しました。
本木雅弘さんがゴムを首からぶら下げた衣装で紅白に出演していたと話題に!
SNSでは本木雅弘さんが紅白に出演した際の衣装が独特すぎて話題になっていました。
首にネックレスのようにゴムをつけた衣装とはどんなものなのでしょうか?
全く想像がつきませんよね。
そこで、実際の画像や動画を探してみました。
【画像・動画】本木雅弘が紅白歌合戦にゴム衣装で出演!
本木雅弘さんが紅白に出演した際、首にゴムをつけていたという衣装がこちらです。
確かに首にネックレスのようにゴムがたくさんついていますね。
中には白い液体が入っており、サプライズでお尻を露出するパフォーマンスも行っていたといいます。
さらに曲の終盤には、巨大に膨らませた白い液体入りのコンドームらしきものを頭上で割り、自ら顔面にかぶるという演出を披露しました。
放送後には、NHKに100件以上の抗議の電話が寄せられたそうです。
短いですが、当時の動画もありました。
画像でもかなりのインパクトがありますが、動画だとさらなる衝撃を受けますね。
もちろん、このような演出をすることはNHKは知る良しもなかったといいます。
それ以降、本木雅弘さんが紅白に出演することはありませんでした。
では、なぜ本木雅弘さんはこのような衣装を着ることになったのでしょうか?
本木雅弘さんが紅白歌合戦でゴム衣装を着ることになった理由は?
本木雅弘さんがゴムのようなものを首からぶら下げた衣装を着た理由は、エイズ撲滅を訴えるメッセージ性があったとしています。
エイズは1990年頃から急増し、「エイズパニック」と呼ばれるHIV感染者に対するバッシングや差別が行われていたようです。
そこで本木雅弘さんは、1992年に出演した紅白歌合戦にてエイズの予防法としてコンドームを使用することを訴えたかったのでしょう。
エイズの撲滅を訴えることは素晴らしいことですが、あまりにも過激すぎましたね。
2020年3月に放送されたNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』では、本木雅弘さんが当時の心境を明かしています。
「一つ売りになるとすれば、その無謀さかなっていう。もともとの自分がすごく凡人であるっていう。だからお尻を出したら許してくれますか?過激なことをしたら許してくれますか?本物のように見える偽物である自分をある意味覆い隠すような気分」
引用:https://npn.co.jp/article/detail/200003664
シブがき隊を解散し、ソロ活動を行う中でこれからどのようにしていけばいいのか、模索していたのでしょうか。
今となっては黒歴史として受け継がれているようです。
まとめ
今回は本木雅弘さんが紅白に出演した際、ゴムのようなものを首からぶらさげていたという衣装がどんなものだったのか調査しました。
かなり衝撃的なものでしたね。
現在よりも比較的過激だった時代であるとは言え、さすがに抗議が殺到してしまうのも無理ないでしょう。
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