2023年10月29日に行われた天皇賞・秋で武豊騎手が馬に右脚を蹴られて負傷するトラブルが起きました。
武豊騎手はレースを続行することを断念し、騎乗する予定だったドウデュースには戸崎騎手が代打となりました。
武豊騎手はなぜ負傷してしまったのでしょうか?
また怪我の状態はどうなのでしょうか?
詳しくまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
武豊騎手が負傷し、戸崎騎手が代打
天皇賞・秋でドウデュースに騎乗予定だった武豊騎手(54)=栗東・フリー=は、東京5Rのレース後に馬に右脚を蹴られて負傷。
当初は騎乗する意志を示していたが、痛みと腫れが増したため、無念の乗り代わりとなった。
ドウデュースには戸崎が騎乗する。
引用:中日スポーツ
突然のトラブルに会場にどよめきが起こりました。
X(Twitter)では#武豊負傷、#戸崎騎手など競馬関連のハッシュタグがトレンドの上位をしめており、関心度の高さが伺えます。
そして#武豊負傷とともに、武豊騎手の怪我を心配するツイートが多く見られました。
武豊騎手はなぜ負傷してしまったのでしょうか?
また怪我の具合はどうなのでしょうか?
【動画】武豊騎手が負傷した原因は?
武豊騎手はレース終了後、鞍(くら)を外した際に馬に右足を蹴られてしまいました。
36年も騎手をしていて、危なかったことはあるものの蹴られて、レースを取りやめになるのは初めてだといいます。
武豊騎手が馬に蹴られて負傷したときの動画がこちらです。
動画の右奥で武豊騎手が馬から降り、鞍を取るために馬のお腹に手を伸ばしました。
すると馬は後ろの左足で武豊騎手を蹴ったのです。
武豊騎手は片足でけんけんした後、倒れ込む姿が映し出されています。
かなりの痛みがあった様子が伝わりますね。
馬の蹴る力は一般人を10m以上も吹き飛ばすとも言われており、打ち所によっては死に至るほど相当な威力をもっています。
武豊騎手の怪我の具合はどうなのでしょうか?
武豊騎手の怪我の状態は?
武豊騎手は馬に右膝付近を蹴られて負傷しました。
怪我の状態は、骨折はしていないものの歩けないほど痛みと腫れがあるとのことです。
馬に蹴られた場合、打ち所によっては死に至ることもあるといいますが、武豊騎手は頭などは打っておらず大事に至らなかったのは不幸中の幸いです。
完治するまでの期間は明らかになっていませんが、歩けないほどの痛みがあるということはかなりの時間がかかるかもしれませんね。
武豊騎手の怪我した部位は膝付近とのことですが、膝関節を負傷していた場合、怪我の状態によっては手術も必要になることもあります。
膝関節は、関節の表面に治癒に必要な細胞が少なく、自然治癒が難しい部位とされています。特に半月板は一度損傷してしまうと自然治癒が難しい部位であり、症状が進行した場合、変形性膝関節症を発症することもあるため早期の治療が大切です。
また、膝関節の損傷が大きい場合は手術が必要になります。
引用:TOKYOひまわりクリニック
武豊騎手は「早く治します」と話していますが、無理はせずに治療に専念してほしいと思います。
武豊騎手を蹴った馬はブラックライズ!
武豊騎手を蹴った馬はブラックライズです。
父・キタサンブラックと母・モーニングリズの間に生まれたオスの馬です。
2021年3月30日生まれの2歳で新馬でした。
武豊騎手とブラックライズが出場したレースは2歳新馬戦だったので、ブラックライズにとって初めての試合となりました。
初レースが終わり、ブラックライズはストレスを感じてしまい、武豊騎手を蹴ってしまったのかもしれませんね。
走る練習はしているものの、あんなに大勢の観客の前でレースをすることはないですもんね。
普段との環境の違いにストレスを感じたということは、大いに考えられるでしょう。
今回の件でブラックライズの競馬生命を絶たれるようなことにはならないでほしいですね。
まとめ
今回は武豊騎手が負傷した原因と怪我の状態を解説しました。
ブラックライズという騎乗していた馬に右膝付近を蹴られてしまいました。
骨折はしていませんが、歩けないほど腫れている状況です。
完治までには時間がかかりそうですが、しっかり治ることを願っています。
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