舞台をメインに活動している俳優の島崎晋之介さんが進行性の病により、一線を退く決断をしたことを発表しました。
29歳という若さから心配の声が多く挙げられています。
島崎晋之介さんの進行性の病とは何なのか調べてみました。
俳優・島崎晋之介さんが進行性の病を公表
俳優の島崎晋之介(29)が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
進行性の病により、体が動かなくなってきたため、12月末の舞台公演を最後に“ひとまず一線を退く”決断をしたことを明かした。
引用:ORICON NEWS
島崎晋之介さんは自身のX(Twitter)にて、進行性の病により一線を退く決断を発表しました。
この投稿には心配の声や治療を応援する声が届いています。
島崎晋之介さんが診断された進行性の病とはどんな病気なのでしょうか?
調べてみました。
島崎晋之介さんの病気は何?
島崎晋之介さんは病気に関して、病名は明かしていませんがこのように発表しています。
- 進行性の病
- 体が動かなくなってきた
- 現段階では治療法がない
- 進行を緩やかに抑える療法をしている
この条件に当てはまる病気は、この3つが考えられます。
- ALS
- パーキンソン病
- 脊髄小脳変性症
ALS
ALSとは筋萎縮性側索硬化症といい、手足・のど・舌の筋肉や呼吸にひつような筋力が痩せて力がなくなる病気です。
そのため、全身の筋肉が徐々に動かなくなってきます。
1年間でこの病気に新たにかかる人は、10万人あたり2.2人と徐々に増えている傾向にあります。
男性の方が女性に比べて1.3~1.5倍ほど多い病気です。
最もかかりやすい年齢は60~70代といわれており、若い世代での発症は稀だそう。
残念ながら、現在の医学ではALSの原因はわかっていません。
病気の治療方法は、ALSの進行を遅らせる薬を飲んだり、筋肉や関節の痛みに対するリハビリを行う対処療法となります。
症状と進行を遅らせる薬を飲む治療法という点では、島崎晋之介さんの情報と一致します。
パーキンソン病
パーキンソン病とは、ふるえ、動作の遅れ、筋強剛(筋固縮)、転びやすくなるといった運動症状に影響がでる病気です。
芸能人では、みのもんたさんやマイケル・J・フォックスさんもパーキンソン病を患っていました。
50歳以上で起こることが多く、稀に40歳以下で起こることもあります。
40歳以下で発症した場合は若年性パーキンソン病と呼びます。
若年性パーキンソン病の場合、進行は緩やかで20~30年、時には50年以上かけてゆっくりと進行していくようです。
島崎晋之介さんの公表では、「体が動かなくなってきた」とかなり進行が早そうな表現をしているため、パーキンソン病ではないのかもしれませんね。
脊髄小脳変性症
脊髄小脳変性症は、歩行時のふらつきや手の震え、ろれつがまわらない等を症状とする神経の病気です。
一般的に症状はゆっくりと進行し、発症後平均約5年で車椅子を使用となり、約8年で寝たきり状態、罹病期間は9年程度だそうです。
脊髄小脳変性症はドラマ『1リットルの涙』で沢尻エリカさんが演じる池内亜也が診断された病気でもあります。
脊髄小脳変性症そのものに効く薬はなく、症状を落ち着かせたり、緩和する薬を使う方法がとられています。
こちらも症状は一致しそうですが、進行具合から考えると違うのかもしれませんね。
3つの病気を調査してみましたが、一番可能性が高いのはALSでしょう。
島崎晋之介さんは病名は明かさないとしているため、あまり詮索されたくないのかもしれませんね。
島崎晋之介さんはいつから病を患っていた?
島崎晋之介さんは進行性の病気であることを公表しましたが、いつから闘病生活をしていたのかは明かしていません。
島崎晋之介さんのSNSを見てみるとこのような投稿がありました。
こちらは2022年8月26日にX(Twitter)に投稿されたものです。
島崎晋之介さんの投稿は、舞台のことかスポーツの話題が多いのですが、珍しく落ち込んでいるような投稿がありました。
この時期はコロナ第7波とも言われる期間であるため、コロナのことを言っているのかもしれません。
ですがコロナと明言していないことからも、病気のことがわかり、この先どうしていったらいいのかと苦しんでいるようにも感じられますよね。
この投稿が病気のことだとしたら、罹患してから1年ぐらいが経過していることになります。
病気が判明してから1年強で、体が動かなくなりつつあるなんて、相当辛い思いをしていることでしょう。
12月末までは全力で駆け抜けて行って欲しいと思います。
まとめ
今回は俳優の島崎晋之介さんが公表した進行性の病気とは何なのかを調査しました。
3つの候補があげられましたが、可能性としてはALSが一番高いかもしれません。
治療に専念し、元気に戻ってくることを祈っています。
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