あき竹城さんが亡くなったことが報じられました。
元気で明るいあき竹城さんの訃報に悲しみに暮れる人も多いでしょう。
SNSではあき竹城さんの死因はワクチンが関係しているという投稿が見られました。
今回はあき竹城さんの死因とワクチンの関係を調べてみました。
あき竹城さん死去
女優でタレントのあき竹城(あき・たけじょう)さんが15日、死去した。
75歳。山形県米沢市出身。葬儀・告別式は家族葬で行われた。
お別れの会の開催予定はないという。
引用:スポニチ
所属事務所によると、あき竹城さんは2年前から大腸がんを患い闘病生活を送っていたそうです。
本人の希望により病気の公表は控えていました。
今年の秋頃に病状が悪化し、帰らぬ人となってしまいました。
死因は大腸がんだと報じられていますが、SNSではワクチンが死因だと言われているようです。
あき竹城さんの死因はワクチン?
Twitterにはあき竹城さんの死因がワクチンのせいだと訴えている投稿が多数見られました。
あき竹城さんとワクチンとの関係をツイートしている多くの人は、反ワクチン派の人が多いようです。
訃報=死因はワクチンと結びつけて、ワクチンを中止させたい思惑があるのではという声も飛び交っていました。
果たしてあき竹城さんの死因とワクチンは関係があるのでしょうか?
あき竹城さんの死因はワクチンと関係している?
中国の武漢市でコロナの感染者が初めて報告されたのは、2019年12月初旬でした。
日本では2020年1月15日に最初の感染者が報告されています。
そして日本でワクチン接種が開始されたのは、2021年2月17日から医療従事者、4月12日から高齢者等、6月17日から18~64歳の順でした。
所属事務所は約2年前から大腸がんを患っていたと発表しているので、あき竹城さんはコロナが流行する前後に大腸がんが見つかったと思われます。
ワクチンの接種歴に関して公表していませんが、年齢と疾患があることからワクチンを接種していた可能性は高いでしょう。
ステージ | 症例数 | 死亡数 | 3年生存率 | 5年生存率 |
0 | 106 | 8 | 93.0% | 90.5% |
Ⅰ | 115 | 18 | 87.9% | 79.8% |
Ⅱ | 111 | 33 | 76.1% | 64.3% |
Ⅲ | 102 | 20 | 83.4% | 72.0% |
Ⅳ | 96 | 73 | 18.3% | 10.3% |
大腸がんの生存率を調べてみました。
約2年前に大腸がんが見つかった時のステージは公表されていませんが、初期段階で発見できていれば生存率は高いようです。
ですが、あき竹城さんは闘病生活2年で亡くなってしまったことから、大腸がんが見つかった時にはすでに進行していた可能性が高いでしょう。
というのも、あき竹城さんは2014年にテレビ番組でひどい便秘だと明かしていました。
実は、この便秘というのは大腸がんの初期症状なのです!
もしかしたら、この時から大腸がんが進行していたのかもしれませんね。
そしてワクチンとの因果関係ですが、「国立がん研究センター中央病院」のホームページに『がん患者さんに対する新型コロナワクチンQ&A』がありました。
このホームページを見る限り、がんに与えるワクチンの影響はないとのことでした。
がん患者さんもワクチンを安全に受けられるとのことです。
これらのことから、あき竹城さんの死因はワクチンと関係ないでしょう。
コロナ禍ということ、闘病生活が短かったこと、元気な姿を見せていたことから、ワクチンとの関係を疑ってしまう人もいるのかもしれませんね。
テレビ出演は2020年が最後だった
あき竹城さんは、女優でありながら気取らず気さくなキャラクターで人気を博していました。
そのキャラクターが認められバラエティ番組にも引っ張りだこでしたが、徐々に姿を消していくことに。
山形県民を代表して出演していた「秘密のケンミンSHOW」は2020年3月の出演が最後でした。
約8年間レギュラーを務めた「炎の体育会TV」は2020年9月に卒業しています。
これ以降あき竹城さんはほとんどメディアへの出演を控えるようになりました。
このことに関して、あき竹城さんは「年齢的にもコロナが怖いため仕事はお休みしている」と弁護士を通して取材記者に伝言していたようです。
コロナの怖さももちろんあると思いますが、この頃から大腸がんの闘病生活が苦しかったのかもしれませんね。
まとめ
今回はあき竹城さんの死因とワクチンについて調べました。
ワクチンとの関係はなく、大腸がんの発見が遅く進行していた可能性が高いでしょう。
元気で明るいイメージのあき竹城さんは、きっと空から笑顔で見守ってくれていることでしょう。
ご冥福をお祈りします。
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