人気漫画『呪術廻戦』の作者である芥見下々先生が急病により休載することが発表されました。
漫画家は過酷な仕事であるとされているため、多くのファンが心配しています。
芥見下々先生の急病とはどんな病気なのか調べてみました。
芥見下々先生が急病により休載を発表
漫画『呪術廻戦』が、作者・芥見下々氏の急病で次号より2号休載することが、本日10日発売の『週刊少年ジャンプ』28号にて発表された。連載再開は7月1日発売の同誌31号を予定している。
引用:ORICON NEWS
すでに連載開始日も明かされているため、回復の目処が立っていると思われますが心配ですよね。
芥見下々先生の急病とは一体何の病気なのでしょうか?
芥見下々先生の急病とは何の病気?
調べたところ、芥見下々先生は急病が何の病気であるかは公表していませんでした。
急病とは、突然起こったあまり長続きしない病気のことをいいます。
そのため、考えられる病気は感染症だと思われます。
この時期に流行しやすい感染症は下記のとおりです。
- 食中毒
- 溶連菌感染症
- RSウイルス感染症
- 流行性角結膜炎
- りんご病
それぞれ具体的にどのような病気なのか見てみましょう。
食中毒
食中毒になると下痢や嘔吐、発熱などを引き起こします。
最近では25℃以上の夏日を観測することも多く、細菌の増殖が活発に行われる気温が続いています。
さらに細菌の多くはジメッとした湿気を好むため、梅雨頃から食中毒が増えやすいとも言われています。
今まで常温で放置していても大丈夫だったものでも、傷んでしまう時期になりつつあります。
そのため大丈夫だと思って食べてしまったり、肉や魚の加熱不十分によって食中毒を引き起こしてしまったのかもしれません。
症状は平均3~6日ぐらいで治るようです。
食中毒であれば、急病という言葉もしっくりくるような気もします。
溶連菌感染症
溶連菌感染症の症状は、全身倦怠感、発熱、喉の痛み、関節痛と言われています。
通常の風邪よりは症状が重く、インフルエンザに似たような症状です。
溶連菌感染症の流行時期は5月末~6月と言われており、福岡県では溶連菌感染症の感染者が警報レベルで増えているといいます。
直近で一番流行っている感染症であるため、可能性としては高いかもしれませんね。
RSウイルス感染症
RSウイルスに感染すると、発熱、鼻汁、咽頭痛、咳などの風邪のような症状があらわれます。
高齢者や基礎疾患がなければ、普通の風邪とあまり変わらないため、重症化するリスクは低いようです。
しかし、RSウイルスに効く薬はありません。
そのため水分補給や栄養をしっかり摂って、安静にしていることが重要です。
悪化しないためにも休載を選択し、療養に専念することにしたのかもしれませんね。
流行性角結膜炎
まぶたの裏側にブツブツが出来たり、充血や腫れ、流涙などの症状があらわれます。
飛沫感染で発症し、感染後7~14日で発病、10~15日程度で治ることが多いようです。
流行性角結膜炎には有効な点眼薬はありません。
治療法としては、ウイルスに対する抵抗力をつけるため、休養を十分にとって体力を落とさないことが重要とされています。
そのため、今回の休載を決めたのかもしれません。
りんご病
りんご病は頬に赤い発疹ができることから、その名が付けられましたがこれは子供に起こることが多い症状です。
大人がりんご病にかかると、発熱、頭痛、倦怠感、関節痛などを発症します。
関節炎の症状が強い場合には、1~2日歩けなくなることもあるようです。
症状は1週間~10日ほどで良くなるといいます。
感染経路は、感染者の咳やくしゃみによる飛沫感染、感染者が触れたものを触った手で自身の目や鼻、口を触ることで感染する接触感染により感染します。
もしかしたら、買い物などで感染者との接触があったのかもしれませんね。
芥見下々先生の休載は今回が初めてではなく、過去にも休載したことがありました。
芥見下々先生の過去の休載理由は?
芥見下々先生はちょうど3年前の2021年6月10日に、体調不良を理由として休載することを発表していました。
大まかに体調不良としていますが、大病ではなくメンタルも問題ないと明かしています。
そのため、疲労を原因とするだるさや肩・首のコリ、食欲低下だったのではないかと思われます。
この休載発表から1ヶ月後に芥見下々先生は、無事に復帰されました。
今まで半日で完成していたネームを作成するために、2日半も動けない状態にあったようです。
漫画家さんは神経だけではなく、肉体的にも疲労が溜まりやすい仕事であるため、若くして亡くなる方も多い職業です。
今回のように休載を定期的に行って、身体を労りながら作品を書き続けてほしいと思います。
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