群馬県草津町の元町議である新井祥子氏が、黒岩町長から性被害を受けたとして2019年11月に告発していました。
しかし、新井祥子氏は法廷で性被害が虚偽であったことを認めたのです。
なぜ新井祥子氏は嘘の性被害をでっちあげ、告発したのでしょうか?
今回はその理由について調査しました。
新井祥子氏が町長からの性被害を告発
群馬県草津町の元町議、新井祥子氏は2020年12月18日午前11時から、外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見を行う。新井氏は黒岩信忠町長から性被害を受けたとして2019年11月に電子書籍で告発したが、今年12月6日に解職請求(リコール)が成立し、失職している。
引用:THE PAGE
新井祥子氏が黒岩町長から性被害を受けた時の様子を語った動画がこちらです。
これに対し、黒岩町長は「100%嘘の作り話で、でっち上げ」などと否定し、名誉毀損の疑いで新井祥子氏を刑事告発しました。
そして2023年11月2日に行われた裁判では新井祥子氏は、黒岩町長との肉体関係はなく、性被害を訴えた記者会見の内容にも虚偽があったことを明かしました。
こんな虚偽の告発をしたら、名誉毀損で訴えられることは容易に判断できるはずです。
なのに、なぜ新井祥子氏はこのような虚偽の告発をしたのでしょうか?
新井祥子はなぜ虚偽の性被害を告発したのか?
新井祥子氏が虚偽の性被害を告発した理由については明らかになっていません。
ですが、新井祥子氏が黒岩町長に対して好意を抱いていることがわかっています。
この好意が恨みや憎しみに変わってしまったのではないかと言われています。
新井祥子氏は群馬県桐生市の出身で、2006年に初めて草津温泉に訪れました。
そこで時間湯と呼ばれる草津独自の入浴方法を気に入り、通っているうちに地方行政にも興味を持ち始めたそうです。
そして2010年の草津町議選の補欠選挙に立候補しましたが、候補者5人中最下位で落選。
翌年2011年に行われた草津町議選に立候補した際には、最下位ながら当選を果たしました。
時間湯に惚れた新井祥子氏ですが、黒岩町長は時間湯の“湯長”が湯治客に行う問診が違法な医療行為にあたる可能性があるとして湯長廃止を訴えていました。
これに対し新井祥子氏を立候補から当選まで応援していたG議員は、時間湯存続に賛成の立場であり、黒岩町長と対立する立場だったのです。
そのためG議員が新井祥子氏にこのような指令を出したといいます。
- 黒岩町長の悪口を新井祥子氏の議員広報誌に書く
- 黒岩町長との会話を録音する
こうして反黒岩町長派であるG議員の指示に従っていましたが、いつの間にか町長に好意を持つようになった新井祥子氏。
2期目となる町議選(2015年)に落選したものの、その4年後には黒岩町長の応援を受け再当選を果たしたのです。
この時の気持ちを電子書籍に綴っていました。
「そんな黒岩町長は大変魅力的ですし、陰の存在でも良いので、ずっと一緒にいたいと思う方です。
彼はいつも私を応援すると言ってくれました。
私の選挙も全力で応援してくれました。
だから私は彼の望む方向に動くことで期待に応えたいです。
二〇一九年六月七日 新井祥子 印」
引用:https://reiwa-kawaraban.com/society/20230302/
黒岩町長の応援により再当選を果たせたことで、新井祥子氏が黒岩町長に対する気持ちがさらに燃え上がってしまったのかもしれませんね。
ここで終わっていればただの片思いだったのですが、ある事件がきっかけで新井祥子氏は黒岩町長に裏切られたと思ってしまったようです。
その事件というのが、黒岩町長が2019年の選挙で新井祥子氏を当選させないために、反町長派であるG議員の仲間に立候補を促したといいます。
2019年の選挙の定数は12人で立候補は13人でした。
1人でも立候補を取りやめていたら無投票で全員が当選することになるため、それを防ぐために黒岩町長が他の立候補を促したというのです。
この話はどこまでが真実なのかわからないとするものの、町内では知られている話だといいます。
そしてこの話を知った新井祥子氏は自分を応援してくれていると思っていた黒岩町長に裏切られたとして、虚偽の性被害を告発したのではないかといわれているようです。
好意を抱いていた黒岩町長が自身の選挙を応援してくれている傍らで、自分を当選させないように働きかけていたと知ったらショックでたまらなかったのかもしれませんね。
かと言って名誉毀損にまでなるようなことを言ってしまうのには理解ができませんが…
それほど黒岩町長のことが好きだったということなのかもしれませんね。
※新井祥子氏が真相を語っていないため、あくまでも現時点で出回っている情報を元に推測した内容となっています。
新井祥子氏には夫がいた!
新井祥子氏は結婚歴があり、過去に夫がいました。
温泉同好会で知り合った年上男性ということまでしかわかっておらず、名前や顔画像は明らかになっていません。
過去のインタビューでは出馬をするにあたり、旦那さんから反対されていたことを明かしていました。
うちは主人と私の夫婦二人。
主人は「主婦が出馬なんて考えられない。無理に決まってる」とあきれ顔。
私の両親には「主婦として、家庭をまず守るべきでしょう?」と諭されました。
私は、「迷惑かけないから」と顔を合わせるたびに説得し、主人や両親の手を借りずに選挙準備をしました。
選挙費用も、自分の貯金と借り入れで捻出したんです。
最後には、主人も両親も折れて、選挙運動を手伝ってくれました。
引用:https://senkyoyohin.com/interview/16_ara/arai7.html
2010年に初めて草津町議選の補欠選挙に出馬した時は、「園田祥子」という名義で立候補していたので、元旦那さんの苗字は「園田さん」だったのでしょう。
ですが、翌年2011年に行われた草津町議選では「新井祥子」と名義が変わっており、離婚し苗字が変わったことが考えられます。
離婚理由は明らかになっていませんが、元々新井祥子氏の出馬に反対していた元旦那さん。
初出馬では落選し、その後も出馬する意思を見せた新井祥子氏に対して、応援することはできないと判断したのかもしれませんね。
まとめ
今回は新井祥子氏が黒岩町長に対してなぜ虚偽の性被害を告発したのか、その理由を調査しました。
新井祥子氏が理由を明かしていないため、真相はわかっていません。
ですが、新井祥子氏が黒岩町長に対して好意を抱いていたことは事実であり、そのことが今回の虚偽の告発をすることと関係しているのではないかと言われているようです。
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