元迷惑系YouTuberのへずまりゅうさんが東京都豊島区議選に出馬することを表明しました。
逮捕歴もあるへずまりゅうさんは、なぜ出馬したのでしょうか?
その理由を調査しました。
へずまりゅうさんが豊島区議選出馬表明
元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(31、本名・原田将大)が26日、東京・池袋の街頭に立ち、統一地方選で行われる東京都豊島区議選(4月23日投開票)への出馬を表明した。
引用:よろず~
へずまりゅうさんは2021年に参院山口補選に立候補しましたが、6000票で落選。
当時は売名活動目的で選挙に出馬していたため、結果がついてこなかったことを反省しています。
前回の経験を活かし、今回は本気でやる意気込みを池袋の街頭演説で語っていました。
先月には株式会社HEZUMAを設立し実業家を目指していたへずまりゅうさんですが、なぜ豊島区議選に出馬することを決めたのでしょうか?
へずまりゅうさんが豊島区議選に出馬する理由
へずまりゅうさんが出馬する理由を5つまとめました。
①豊島区を変えたい
へずまりゅうさんは、山口県から上京してきた3年前から豊島区に住んでいるといいます。
豊島区の良さを発信していくためにも、自分の手で変えていきたい。
若者が主役になれる街づくりを目指すため、若者の意見しか聞かないと公言しています。
【豊島区の住民基本台帳による年齢別人口】令和5年1月1日現在
年少人口(0歳~14歳):26,319人
生産年齢人口(15歳~64歳):205,728人
老年人口(65歳以上):56,657人
若者の意見というのが具体的に何歳までの意見なのかはわかりません。
少なくとも65歳以上の意見を聞かないとすると、選挙権がある人の約5分の1の意見は聞かないことになります。
ましてや若者の投票率が低く、高齢者の投票率がほとんどと言われている選挙で、「若者の意見しか聞かない」と公言してしまうのは、当選が遠のいてしまうのではないでしょうか。
それをわかった上でも若者に重点を置くということは、へずまりゅうさんの強い思いがあるからなのかもしれません。
②社会的ステータス
元迷惑系YouTuberとして世間に名が知れ渡っているへずまりゅうさん。
そのせいで就職がうまくいかなかった過去もありました。
そのため出馬して当選することで、地位を確立し、世間を見返したいという気持ちがあるのではないでしょうか?
また、迷惑系YouTuberとして活動していたり、日頃のツイートからも承認欲求が強そうな傾向がみられるので、その部分を満たしたいという願望もあるのかもしれません。
③収入を増やしたい
豊島区の議員報酬は602,100円です。
議長となれば888,300円、副議長は778,200円の報酬が得られます。
議員でも約720万円の年収を得ることができます。
Twitterでは自身のことを貧乏人と言っており、お金のために出馬した可能性は高いでしょう。
④副業が可能
年間4ヶ月の議会以外はほとんど拘束されないため、自身が経営している会社のことをやりながら豊島区議会議員として働くことができます。
2023年2月20日に自身のTwitterで出馬を表明後も、このようなツイートをしています。
当選したとしても、会社経営は副業として続けていくようです。
むしろ当選したら、スポンサーや雇ってくれる企業が増えるかもしれないという狙いも考えられますね。
⑤売名活動
へずまりゅうさん自身は否定をしていますが、売名の意味で出馬していることは少なからず考えられるでしょう。
実際上記のように出馬を表明した後に、計600万円収入を得る仕事を獲得していました。
今回の選挙に出るために必要な供託金は30万円。
有効投票数/その選挙区の議員定数×10分の1未満に満たなければ、供託金は没収となります。
仮に没収となったとしても、すでに600万円-30万円=570万円の利益が出ているので、選挙に出馬したことで得をしているでしょう。
そうなると投票結果が落選だとしても、すでに出馬したメリットを得られているのかもしれません。
へずまりゅうさんの出馬に対するSNSの声とは?
Twitterに出馬表明をツイートすると、賛否両論のコメントが寄せられていました。
この投票結果によると、へずまりゅうさんは当選しないと思っている方が多いようです。
ですが、投票当日までどうなるかはわかりません。
そこで応援派と批判派の声をまとめました。
○応援派
- 頑張れ!応援してるで
- 密かに頑張ってほしいと思ってます
- これまで自分がしてきた過ちを払拭できるように信頼を得られる行動をお願いします
- 興味を引く対象を若者カテゴリに絞ったのは良いと思います
- 良くも悪くも行動力のあるあなたが好きです
○批判派
- ガーシーの二の舞い
- 老人の話は聞かないってそんな事でいいのか
- 落選しますように
- 豊島区民が良識ありますように願います
- 万が一、当選したら日本の政治もいよいよだなって思う
意外にも「頑張れー」という応援派の意見が多く見られました。
批判派の意見にも上がっているガーシー議員は、一度も国会に登院していないことから現在処分が検討されています。
この事例があることから、豊島区の若者は慎重な判断を強いられることでしょう。
まとめ
今回はへずまりゅうさんが出馬する理由を調査しました。
私利私欲目的だったら残念ですが、本気で豊島区を変えたい気持ちがあるなら応援したいと思います。
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