演歌歌手として活動している氷川きよしさん。
ビジュアル系男性アイドルのようなルックスを持っていたためデビュー当初から注目を集めていました。
現在は女性らしい見た目に変わっており、自慢の美脚を披露することも!
今回は氷川きよしさんがジェンダーレスについて、いつカミングアウトしたのか調べてみました。
昔と現在の氷川きよしさんの比較
左側の画像は2000年に「箱根八里の半次郎」でデビューした時のものです。
当時23歳の氷川きよしさんです。
デビュー当初はルックスの良さから、中高年の女性のアイドル的な存在となっていました。
右側の画像は2022年、45歳の氷川きよしさんです。
デビュー当初と比べると、女性らしく綺麗という言葉が似合う見た目へと変化していますね。
氷川さんはいつカミングアウトをしたのでしょうか?
氷川きよしさんがカミングアウトしたのはいつ?
氷川さんがカミングアウトをしたのは2019年12月19日でした。
デイリー新潮のインタビューに答える形で、自身の見た目の変化について語っていました。
氷川さんは、子供の頃ナヨっとして女の子っぽかったそうです。
そのため、「オンナ!」「オカマ!」といじめられた過去がありました。
そんな過去があったため、自分をさらけ出してはいけないと思い、男の子らしく生きていくことを決めました。
そして演歌という男性の世界で生きていくことを決めた氷川さんですが、やはり気持ち的になにか違うと思っていたそうです。
自分の気持ちと葛藤しながらもこのタイミングで公表しようと思ったのは、デビューして20年経ったことが大きいといいます。
氷川さんの中で10年ではまだ生意気だけど、20年で歌手として成人を迎えた感じがしたそうです。
今まで本当の自分を出さないようにして生きてきましたが、デビュー20周年をきっかけに本当の自分で生きていくことを決めました。
幸いにも事務所の社長さんは海外で生活していたこともあり、「きーちゃん(氷川さんの愛称)らしく生きていった方がいいね」と理解を示してくれたといいます。
自分に素直に生きるようになってから、ようやく歌が楽しいと思えるようになったそうです。
昔は周囲の期待に応えよう思うほど体調を崩したり、パニックを起こすこともあったといいます。
20年も苦しみながら生きてきたかと思うと、胸が痛みますね。
やっと楽しいと思えるようになった歌の仕事も2022年12月31日で活動休止を発表しています。
その理由についても調べてみました。
氷川きよしさんの活動休止理由
活動休止の理由についてはこのようなコメントを発表しています。
色々と報道されておりますが、事務所との確執などが原因ではなくて、とにかく22歳からファンの皆様の真心にお応えしたいという思いがエネルギーでしたが、なかなか心と身体が思うようにならなくなり、ご期待にお応え出来ないこともあり、来年からリフレッシュのためのお休みをいただくことに致しました。
本当に心苦しく思っています。
引用:スポーツ報知
自分らしく生きていけるようになったとは言え、やはり今までの精神的な苦痛が拭えないのでしょう。
また雑誌の記者による執拗な取材に精神的に追い詰められているといいます。
一部の雑誌社の方々が、家の周りに集まっていたり、複数の車で一日中、跡をつけてきたりして怖い思いをしています。
ご近所様の迷惑にもなっていますし、私も買い物にもいけず、プライベートもなく、精神的に追い詰められています。
芸能人としては仕方ないところはあるのかもしれません。
でも、私も一人の人間であり、生きています。守るべき大切な人たちがいます。
直接、私のところへ来られても、このコメント以上のことをお話しすることはありません。
黙っていたら変えられない、誰かが変えなきゃ変わらない、と思い、今の気持ちを伝えます。
引用:スポーツ報知
芸能人のため、多少の取材は仕方ないと思いつつも限度が超えていたのかもしれません。
最後の“黙っていたら変えられない、誰かが変えなきゃ変わらない”という言葉にも氷川さんの強い気持ちが伺えます。
氷川さんの言動で、LGTBの方や芸能人が生活しやすい環境に変わっていくことを願っています。
まとめ
今回は氷川きよしさんのカミングアウトについて調べました。
20年も自分を隠して生きてきたなんて相当な精神的苦痛だったと思います。
活動休止は残念に思う方も多いと思いますが、氷川さんが元気になって戻ってくることを願っています。
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