世界トップレベルのサーブを持ち味とするバレーボール日本代表、西田有志選手。
そんな西田有志選手ですが、一時期病気で試合を休んでいた時期があったそうです。
今回は西田有志選手が悩まされた病気について詳しく調査したのでご紹介します。
西田有志選手が体調不良により試合を欠場
西田有志選手は2022年10月に開幕したVリーグに参加していました。
ところがVリーグ3回戦まで出場した後、10月29日から11月20日までの7試合を突然欠場、ベンチからも外れることになりました。
西田有志選手が2年ぶりにジェイテクトに復帰したと盛り上がっていたばかりに、ファンからも心配の声が上がっていました。
西田有志選手に何があったのか、ケガなのか新型コロナに感染したのか・・・
さまざまな憶測が飛び交いましたが、その答えについて西田有志選手自身から説明がありました。
西田有志選手の病気は何?
それまで西田有志選手が無事であることは確認されていましたが、試合を欠場した理由についての説明はありませんでした。
しかし、西田有志選手の試合欠場から約2ヶ月後の2022年12月18日、令和4年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会の優勝会見でジェイテクトSTINGを代表し西田有志選手が登壇しました。
そして試合を欠場していた理由について自ら説明を行いました。
まとめると試合欠場中は次のような状況だったとのことです。
- Vリーグが始まる2週間ほど前からすでに体調が悪かった。
- 熱が39度前後を行き来し、38.5度を下回らないような状態だった。
- 一応体は動くので、最初のうちはそんな状態でバレーをプレイしていたが症状が一向に良くならないので試合を欠場することにした。
西田有志選手「リーグが始まる2週間前ぐらいから熱が39度前後を行き来するような状態で、それが1ヶ月半ぐらい、38度5分より下にいかない状態が続いていた。その中でバレーをやっていた。自分の体の異変には気づいてはいたんですが、やれないこともない状態だった」
引用:https://news.ntv.co.jp/category/sports/85d67c168930427eacc2c09070a8ee64
また、試合欠場中に西田有志選手は病院で検査を受けていましたが、体調不良の原因を突き止めることはできなかったそうです。
- 血液検査を受けて結果は「何かの感染症」としか分からなかった。
- PCR検査については陰性であった。
- 原因が分からないため検査を受け続けるが、検査結果は悪くなる一方で薬も効果がなかった。
しかし、4回目の検査で炎症反応は良くないが、症状自体はなくなっていたので、医者から1回やってみようということで復帰したということでした。
結果、詳細な検査でも原因を特定できず「何かの感染症」ということしか分かりませんでした。
休養中の西田有志選手は病気の原因が分からず、調べていると症状的に難病にあたるものが目についたり、がん検診をしたりと不安ばかりが募っていたそうです。
しかし、西田有志選手は周りの仲間に助けられ何とか体調不良を乗り越えました。
そのことをとても感謝しているとインタビューでも話しています。
西田有志選手「3週間の空き(休み)の中で、孤独な状態で誰ともしゃべれない中でものすごい恐怖感を感じていて、ジェイテクトの一員として今年バレーがやれるのかなど、ネガティブな発想をしてしまう状態ではあったんですけど、天皇杯で優勝までこれたのはジェイテクトのみなさん、運営のみなさんに支えてもらってここに来られているのは本当に感謝しています」
引用:https://news.ntv.co.jp/category/sports/85d67c168930427eacc2c09070a8ee64
辛い経験をした西田有志選手ですが、素敵な仲間に支えられたことは救いだったようですね。
体調不良を乗り越えた西田有志選手ですが、その後の体調はどうなのでしょうか?
西田有志選手の現在の体調は?
原因不明の体調不良に悩まされた西田有志選手ですが、その後は体調も回復し選手としてのコンディションは問題ないとのことです。
復帰後の西田有志選手は数々のスーパープレイで活躍し、令和5年度の天皇杯全日本バレーボール選手権大会ではMVPを獲得しています。
また、2024年6月21日のバレーボールのネーションズリーグ男子予選ラウンドでは日本がオランダにストレート勝ち、西田有志選手がチーム最多の16得点を獲得しています。
これだけの活躍をしている西田有志選手のコンディションは完全に回復しているとみてよいでしょう。
ちなみに西田有志選手の最新の様子についてはYouTubeで確認することができます。
これからも日本を代表するバレーボール選手として元気に活躍する西田有志選手を応援したいと思います!
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