2016年に二重国籍が問題となった蓮舫議員。
当時民進党の代表を務めていたことから、党のトップとしての資質が問われました。
その後、蓮舫議員の国籍はどうなったのでしょうか?
現在の蓮舫議員の国籍について調べてみました。
蓮舫議員の二重国籍が問題に!
2016年8月に蓮舫議員が日本と台湾の二重国籍状態にあるという疑惑が浮上しました。
蓮舫議員は台湾人の父と日本人の母の間に生まれたハーフです。
出生時は中国国籍でしたが、17歳の時に台湾籍を保持したまま日本国籍を取得したことで、二重国籍となってしまったのです。
2016年9月に蓮舫議員は台湾国籍が残っており、二重国籍状態であったことを認め、謝罪しました。
しかし、ネット上では蓮舫議員に対する批判が相次ぐ事態へと発展。
こんなにもネット上での批判が相次いだのは、「1985年、台湾籍から帰化」と公示して、2004年7月の参議院選挙に当選していたからです。
そのため、嘘をつかれたと感じた国民から批判がやまなかったようです。
二重国籍問題があった蓮舫議員の現在の国籍はどこなのでしょうか?
蓮舫議員の現在の国籍はどこ?
蓮舫議員の現在の国籍は日本です。
二重国籍問題が発覚後、蓮舫議員は台湾籍を離脱し、日本国籍のみになったことを明かしています。
日本の法律では、20歳未満の者が日本国籍と外国籍の両方を持っている場合、22歳までにどちらかを選ばなければならないとされています。
さらに日本国籍を選んだ場合には、外国籍の離脱をすることを努力義務として定めています。
このような法律があるにも関わらず、なぜ蓮舫議員は二重国籍のままだったのでしょうか?
蓮舫議員によると、17歳の時に父親と東京で台湾籍の放棄手続きをしたといいます。
つまり日本国籍を取得する際に、台湾籍を離脱したというのが蓮舫議員の主張です。
しかし、蓮舫議員は台湾語がわからないため、台湾籍の放棄手続きは台湾人の父親任せだったそうです。
蓮舫議員はこの時に手続きを行った認識があったため、台湾籍から離脱していると思いこんでいたようです。
ですが二重国籍問題が浮上し実際に調べてみたところ、このような手続きを行ったという確認を取ることはできませんでした。
そのため蓮舫議員の故意ではないものの、結果として二重国籍状態となってしまっていたのです。
17歳という年齢であれば、国籍関係などの難しい手続きは親に任せてしまうのが一般的ですよね。
また手続きを行ったのが父親ということなので、娘が自分の母国である台湾籍を放棄することを寂しく思い、手続きを躊躇してしまったのかもしれませんね。
自分の故意ではなかったとはいえ、党のトップとして先導していく立場の人間がこのような問題を起こしてしまったことに対して謝罪し、すぐに台湾籍の離脱申請を行った蓮舫議員。
言い訳や嘘を付く国会議員が多い中、自分の誤りを認め、すぐに行動に移す姿はさすがです。
いつも国会にてビシバシと鋭い質問を投げかけているだけのこともあり、自分自身にもきちんとした対応を取られていることがわかります。
父親に手続きを任せていたこと自体が嘘なのでは?と疑う国民も少なくないようです。
というのも蓮舫議員は二重国籍問題が発覚する前に、複数の媒体で二重国籍を認める発言をしていました。
蓮舫議員は二重国籍であることを認知していた!?
蓮舫議員は二重国籍問題が発覚後、自身が17歳の時に台湾籍を離脱する手続きを行ったが、結果的に手続きが行われていなかったと主張していました。
ですが、過去に報じられた複数のメディアでは二重国籍を認知していると思われるような発言があったのです。
- 1992年6月25日【朝日新聞・夕刊】「赤いパスポート=(日本旅券)になるのがいやで、寂しかった」
- 1993年2月6日【週刊現代】「父は台湾で、私は二重国籍なんです」
- 1993年3月16日【朝日新聞・夕刊】「在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい」
- 1997年2月号【CREA】「だから自分の国籍は台湾なんですが」
- 2000年10月27日【週刊ポスト】「私は帰化しているので国籍は日本人だが、アイデンティティーは『台湾人』だ」
メディア媒体に記録が残っているため、上記の発言をしたことに間違いはなさそうです。
特に1993年2月には「父は台湾で、私は二重国籍なんです」とはっきり明かしています。
これらの発言を見る限りでは、蓮舫議員の主張である手続きの不備は怪しく感じてしまいますね。
そして、このような発言に関して、蓮舫議員は「浅はかだった」と答えていました。
きちんとした回答にはなっていないような気もしますが、どちらが真実であるかどうかは蓮舫議員にしかわかりません。
ですが、現在は日本国籍となり、日本の政治のために一生懸命活動してくれていることは確かです。
「嘘をつかれた」「裏切られた」という思いをしている人もいるかもしれませんが、蓮舫議員の活躍により失われた信頼を取り戻せる日が来ることを願っています。
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