ロックバンドKEYTALKのボーカルとベースを務める首藤義勝さんが、自身のInstagramでYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」を批判しました。
その内容とは一発撮りを売りにしているTHE FIRST TAKEがピッチの修正を行っているというもの。
コレは本当なのでしょうか?
今回はTHE FIRST TAKEはヤラセなのか調査しました。
首藤義勝さんがTHE FIRST TAKEを批判
4人組ロックバンド「KEYTALK」のボーカル・ベースを務める首藤義勝さんが2023年8月13日、「某”一発どり系”YouTube 初めて聴いたけどピッチ修正ゴリゴリやってるね」とX(ツイッター)で私見を述べた。
引用:JCASTニュース
実際に首藤さんが投稿したInstagramのストーリーズとツイートがこちらです。
SNSにもTHE FIRST TAKEがヤラセだという声が上げられています。
本当にTHE FIRST TAKEはヤラセだったのでしょうか?
THE FIRST TAKEはヤラセではない?!
THE FIRST TAKEはYouTubeの概要欄にも記載してあるとおり、一発撮りをルールとしています。
一発撮りが唯一のルールであり、それ以外は生歌や修正は行わないという旨は記載されていません。
ということは、一発撮りをしたパフォーマンスに修正を加えることはありえることなのです!
視聴者がより心地よく聴くためにも修正は必要な作業のようです。
決してTHE FIRST TAKE側のヤラセというわけではなく、視聴者との認識の違いから生まれてしまった誤解でしょう。
この認識のズレが今回の首藤さんのように修正を加えていることに対する怒りを買ってしまったようです。
視聴者の認識である一発撮りだとしたら、漢字で表すと一発録りになります。
「撮」という漢字を使っている以上、映像は一発で撮っているということを表しているのでしょう。
THE FIRST TAKEが掲げている唯一のルールである一発撮りに関しては徹底して守られています。
その証言として菅田将暉さんは2~3回取り直しさせてもらえると思っていましたが本当に一発だったと発言しています。
また歌詞を間違えた岡崎体育さんも撮り直したいとスタッフさんにお願いしたところ断られたとテレビ番組で明かしていました。
そのため、THE FIRST TAKEはヤラセではなく本当に一発撮りをしていることになります。
とはいえ、この一発撮りも凄いことなのです!
歌のレコーディングは通常一曲すべてを歌って録音するのではなく、部分ごとに分けて録り最後につなぎ合わせているのです。
みなさんもカラオケに行ったときのことを思い出してみてください。
サビだけ歌うのと、一曲まるまる歌うのでは疲れ具合だったり、しんどさが違くないですか?
なのでTHE FIRST TAKEの一発撮りというのは、かなりの実力がないとできないのです!
首藤さんが訴えているTHE FIRST TAKEは本当にピッチ補正を行っているのでしょうか?
THE FIRST TAKEはピッチ補正をしている?
THE FIRST TAKEが公表をしていないためピッチ補正をしているかどうかは不明です。
ですが、世の中に出回っている楽曲のほとんどがピッチ補正されているといっても過言ではないほど、音楽業界では当たり前の作業のようです。
ということはTHE FIRST TAKEでもピッチ補正が行われていた可能性は高いでしょう。
ピッチ補正とはズレている音程を正しい音程に修正する作業のことです。
ピッチ補正が行われている=歌がヘタというわけではありません。
それではどうしてピッチ補正を行うのでしょうか?
生身の人間が歌うことで多かれ少なかれ音程がズレてしまうことがあります。
完璧にピッチが合った音源と生身の人間の歌によるピッチのズレが、聴いている人には不快に感じてしまうのです。
この不快感を防ぐためにピッチ補正が行われています。
THE FIRST TAKEによるピッチ補正の事実は不明ですが、ピッチ補正を行っていたとしても視聴者が心地よく聴けるようにするために行われていたということですね!
まとめ
今回はTHE FIRST TAKEはヤラセなのか調査した結果、ヤラセではなく本当に一発撮りをしているようです。
ですが、この「一発撮り」という言葉に対する認識のズレがあり、映像は一発で撮っていますが音に関しては修正されている可能性が高いでしょう。
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