鈴木京香さんが「ヴィラ・クゥクゥ 」を購入し、保存再生と一般公開を視野に入れた改修を行ったことが評価され、建築学会文化賞を受賞しました。
鈴木さんが購入したという「ヴィラ・クゥクゥ」の値段はいくらだったのでしょうか?
調査してみました!
鈴木京香さんが建築学会文化賞を受賞
建築文化の向上に貢献した人物に贈られる今年の日本建築学会文化賞に、俳優の鈴木京香さん(54)が選ばれた。
鈴木さんは、取り壊しの危機にあった東京都渋谷区の住宅「ヴィラ・クゥクゥ」を購入し、保存再生と一般公開を視野に入れた改修を行ったことが評価された。
引用:讀賣新聞オンライン
鈴木さんが購入した「ヴィラ・クゥクゥ」は、建築家・吉阪隆正(よしざか たかまさ)さんによって友人である近藤等さん(フランス文学者・早稲田大学名誉教授)のために設計されました。
鈴木さんはもともと建築やインテリアデザインを見ることが大好きだったといいます。
2019年にフランスのロンシャン礼拝堂を訪れ、神秘的な時間を過ごしていました。
その後、ロンシャン礼拝堂に似ている「ヴィラ・クゥクゥ」のことを知り、購入することを決めたそうです。
その「ヴィラ・クゥクゥ」はいくらで購入したのでしょうか?
ヴィラ・クゥクゥの値段はいくら?
残念ながら、正確な値段は公表されていませんでした。
「ヴィラ・クゥクゥ」は東京都渋谷区という超一等地に所在し、敷地面積は約60坪もあります。
渋谷区全体の土地価格相場は624万円/坪なので、土地だけで約3億7000万円となります。
住宅の用途として建てられたものなので、延床面積は74.76㎡(約23坪)と特別広いわけではありません。
一般的に日本の家は資産にならず、戸建て木造住宅は通常20~25年程度で無価値と評価されてしまいます。
「ヴィラ・クゥクゥ」は竣工から60年以上経過し、一般的な戸建て木造住宅でいうと無価値と評価されてしまう年数です。
ですが、「ヴィラ・クゥクゥ」は住宅遺産として芸術的な価値がありますが、その価値は単なる金額としては表せないでしょう。
また、鈴木さんは築60年以上が経過した「ヴィラ・クゥクゥ」が取り壊しの危機にあったところを引き取り、改修工事をしているとのことなので改修費用もかなりかかっていることでしょう。
築50年の戸建ての修繕費は、平均で750万円かかるそうです。
「ヴィラ・クゥクゥ」はただの住宅ではなく、60年以上前の遺産的建築物なので改修費用もかなりかかるでしょう。
こんなにも多額の費用がかかりつつも、歴史的に残すべきものとして「ヴィラ・クゥクゥ」を継承した鈴木さんは凄いですね!
ヴィラ・クゥクゥの詳細
ヴィラ・クゥクゥの場所はどこ?
住所は〒151-0066 東京都渋谷区西原44-9
最寄り駅の代々木上原駅から400mぐらいのところにあります。
現在はまだ一般公開はされていませんが、外観は見ることができるようです。
ヴィラ・クゥクゥの画像は?
ヴィラ・クゥクゥの外観がこちらです。
60年以上も前の建物とは思えないぐらい現代的な外観ですよね。
内装の画像はこちらです。
板が浮かんでいるように見える“片持ち階段”はデザイン性が高くて、とてもおしゃれですよね!
階段下にある色ガラスをはめ込んだ開口部も芸術的な要素を感じる素敵な作りとなっています。
まとめ
今回は鈴木京香さんが購入した「ヴィラ・クゥクゥ」の値段について調査しました。
土地だけでも約3億7000万円もの価値があることがわかりました。
改修費もかなりかかりそうなので、これを引き受けた鈴木さんはすごいですよね!
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